スポーツでもボディメイクでもとにかく良く聞く。
それだけ重要ということを意味してているかもしれない。しかし、ストレッチには役割分担があることを知っていますか?
大きな役割として分けると3つある
○柔軟性を上げる(体を柔らかくする)
○クーリングダウンやリカバリー、筋肉の緊張をとる(疲れをとる)
○動くための状態(準備)を作る(動きやすい体の状態を作る)
○柔軟性を上げる
関節可動域(関節の動く範囲)を拡げることが目的となる。若年者から高齢者まで恒常的にな必要なタイプのストレッチ
○クーリングダウンやリカバリー、筋肉の緊張をとる
これが不十分になると疲労が蓄積し、怪我の下地となったりする。運動後や寝る前に行い疲労回復や睡眠の質を上げる効果もある。睡眠の質は成長や疲労回復にもつながっている。
○動くための状態(準備)を作る
ウォーミングアップとしてや身体操作を高めていく為に行うストレッチ。
方法(種類)に関しては重複する事も多いため、目的に合ったストレッチをしないと望んだ効果は得られないことがある。
ストレッチはどれくらいやればいい?
『柔軟性』『クーリングダウン』『リカバリー』に関しては一部位のストレッチ時間は20~60秒または120秒でも良いと言われている
『動くための準備(ウォーミングアップ)』に関しては5~10秒以内と言われている。そのため私は5~8秒程度で行うよう指導している。
各ストレッチの相関性
運動機能を上げていくには、柔軟性のストレッチを行い関節可動域を広げる必要がある。しかし関節可動域が上がっても全部の範囲で筋発揮をできないと効果は感じられない。そのため、関節が動く範囲いっぱいで運動できるよう練習を行う必要がある。そして運動後はクーリングダウン、寝る前には睡眠の質を上げるためや成長のためにストレッチを行う事が良い。
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